骨密度検査は、骨の中のカルシウムなどのミネラルがどれくらい詰まっているかを測り、骨粗しょう症のリスクを調べる検査です。何を調べるのか、対象や受ける目安、検査の方法、結果の見方の入口を整理します。結果の判定や治療の要否は医師が行うもので、この記事は検査のしくみの説明です。
骨密度検査とは
骨密度は、骨の強さの目安となる指標です。加齢や閉経などで骨の量が減ると、骨がもろくなり、わずかな衝撃でも骨折しやすくなる「骨粗しょう症」につながります。骨粗しょう症は自覚症状が出にくく、骨折して初めて気づくことも少なくありません。骨密度検査は、その前の段階でリスクを把握するための検査です。
対象と受ける目安
- 市区町村が行う骨粗しょう症検診では、40歳から70歳までの女性を対象に、節目の年齢で実施されることがあります。
- とくに閉経後の女性は骨密度が下がりやすく、注意がすすめられます。
- 対象や実施の有無は自治体によって異なります。案内やお住まいの市区町村のホームページで確認してください。
検査の方法
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| DXA(デキサ)法 | 背骨や股関節などをX線で測る。精度が高く、診断に広く使われる |
| 超音波法 | かかとなどに超音波を当てる。X線を使わず手軽。検診でよく用いられる |
いずれも痛みはなく、短時間で終わります。X線を使う方法では、妊娠中・妊娠の可能性がある場合は事前に申し出てください。
結果の見方の入口
骨密度は、若い世代の平均値と比べて何%か、といった形で示されることが多いです。基準を下回った場合でも、その場で治療が決まるわけではなく、生活習慣の見直しや経過観察、必要に応じて医療機関での詳しい検査につながります。結果の意味は、結果票を持って医師に相談してください。
骨密度が気になるときの生活のポイント
カルシウムやビタミンDを含む食事、適度な運動(歩く・体を動かす)、日光を浴びること、禁煙や過度の飲酒を避けることなどが、骨の健康に関わるとされています。ただし、改善できるかどうかや具体的な方法は人によって異なります。自己判断でサプリメントに頼りすぎず、気になるときは受診の際に相談してください。
受けられる施設を探す
骨密度検査に対応する施設は、健診TIMESの施設検索から、地域・対応する検査で探せます。人間ドックやレディースドックのオプションとして受けられる施設もあります。レディースドックについてはレディースドックとはの記事もご覧ください。
よくある質問
Q. 何歳から受けたほうがいい?
A. 骨粗しょう症検診は40〜70歳の女性が対象になることがあります。とくに閉経後は下がりやすいため、案内があれば受けておくと目安になります。
Q. 男性は受けなくていい?
A. 男性でも加齢や生活習慣で骨密度は下がります。気になる場合は人間ドックのオプションなどで調べられます。
Q. 一度測れば十分?
A. 骨密度は年齢とともに変化します。前回との比較が大切なので、定期的に測ると変化を追えます。
出典と確認日
- 厚生労働省の健康増進事業(骨粗しょう症検診の対象・方法) — 確認日:2026-09-29
- 検査方法・生活のポイントは各施設および関連団体の一般的な説明にもとづきます

