健診結果に「再検査」「要精密検査」「要治療」などの案内があったら、まず該当する検査項目と結果票の指示を確認しましょう。結果だけで病名は決まりませんが、自己判断で次の健診まで待たず、案内された時期と窓口に沿って医療機関へ相談してください。
結果票を開いて最初に確認する4つ
| 確認すること | 見る場所 | 次の行動 |
|---|---|---|
| どの項目か | 検査名と判定欄 | 医療機関への相談時に項目名を伝える |
| どんな判定か | 再検査・精密検査・治療などのコメント | 案内された行動の種類を確認する |
| いつ相談するか | 結果票に記載の受診目安と添付文書 | 不明なら発行施設に確認する |
| 何を持参するか | 結果票、紹介状、以前の結果 | 予約時に必要書類を確かめる |
判定区分の名称や受診の期限は健診機関によって異なります。協会けんぽは健診結果の「要治療」「要精密検査」などの判定後に医療機関を受診するよう案内しています。該当する項目の説明や医療機関の紹介が同封されている場合は、そちらを先に読みましょう。
「再検査」と「要精密検査」は同じ?
同じ意味ではありません。再検査は改めて検査値を確かめるよう求める場合があり、精密検査は原因を詳しく調べるよう求める場合があります。ただし何を受けるかは検査項目や健診施設の判定で変わります。再検査と精密検査の違い・費用を参照しつつ、結果票の具体的な案内を優先してください。
がん検診で「要精密検査」と通知された場合は、血液検査などの一般的な健診の再検査とは異なる経路で精密検査につながります。国立がん研究センターのがん情報サービスは、要精密検査の通知があれば適切な精密検査を受けることを案内しています。受けた検診の実施機関や自治体の通知を確認してください。
予約するときに伝えること
- 結果票に記載された検査項目と判定を手元に置く。
- 紹介状や受診指定があれば、その窓口に予約方法を確認する。
- 指定がなければ、かかりつけ医や該当項目を相談できる医療機関に、健診後の相談であることを伝える。
- 予約時に結果票・紹介状・以前の結果の持参、追加検査の準備を確認する。
医療機関によって実施できる検査や予約方法が違います。地域別の健診施設一覧は次回の健診先を調べる入口として使い、再検査や診療を希望する場合は、必要な診療科・検査に対応するか施設へ直接確認してください。健診施設の一覧だけで受診先を決めないようにしましょう。
受診までに気をつけたいこと
結果票を家族や職場にどう共有するかは自分の状況と必要な範囲で考えましょう。会社から受診状況の確認がある場合も、詳しい健康情報の取扱いは勤務先の案内を確認してください。すでに治療中なら、今回の結果票を担当医に見せると相談が具体的になります。薬を自分で止めたり、結果票だけで治療を始めたりしないでください。
強い症状がある、急に体調が悪くなったなどの場合は、健診の再検査予約を待つのではなく医療機関へ速やかに相談してください。健診結果の判定と、その時の体調の問題は分けて考える必要があります。
血糖の結果を見直すならHbA1cと空腹時血糖の違い、脂質の結果ならLDL・HDL・中性脂肪の読み方も参考にできます。項目の解説は受診の代わりにはなりません。
出典と確認日
- 全国健康保険協会「健診結果の見方」(結果の変化と受診勧奨)。
- 全国健康保険協会「重症化予防」(要治療・要精密検査後の案内)。
- 国立がん研究センター がん情報サービス「がん検診について」(要精密検査とその後の行動)。
出典確認日: 2026年9月14日。受診時期や検査内容は、手元の結果票と担当医・実施施設の指示を優先してください。

