健診で尿中アルブミンの値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
尿中アルブミンとは
尿に漏れ出る微量のたんぱく質です。通常の尿蛋白検査では拾えない、ごく初期の腎臓の傷みを見つけられます。
基準値と判定の目安
| 区分 | 尿中アルブミン(mg/gCr) |
|---|---|
| 基準範囲 | 30未満 |
| 保健指導判定値 | 30 以上 |
| 受診勧奨判定値 | 300 以上 |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
高いときに考えられること
糖尿病性腎症の最も早い段階のサインです。30〜299は早期腎症期と呼ばれ、この段階なら治療で戻せる可能性があります。
低いとき
低いのが通常です。
次にすること
糖尿病がある方は、尿蛋白が陰性でもこの検査を受ける意味があります。労災二次健康診断の項目にも含まれています。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

