健診で尿比重の値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
尿比重とは
尿の濃さです。腎臓が尿を濃縮・希釈する力を反映します。
基準値と判定の目安
| 区分 | 尿比重 |
|---|---|
| 基準範囲 | 1.005〜1.030 |
| 保健指導判定値 | — |
| 受診勧奨判定値 | — |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
高いときに考えられること
脱水で濃い尿になります。糖尿病で尿糖が出ていても高くなります。
低いとき
水分の摂りすぎのほか、腎臓の濃縮力が落ちた状態、尿崩症で低くなります。
次にすること
1.010前後に固定していて動かない場合は、腎機能の低下を疑います。eGFRと合わせて確認してください。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

