健診で頸動脈超音波の値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
頸動脈超音波とは
首の動脈の壁の厚さと、プラーク(こぶ)の有無を超音波で見ます。全身の動脈硬化の程度を推定できます。
基準値と判定の目安
| 区分 | 頸動脈超音波 |
|---|---|
| 基準範囲 | 内膜中膜複合体厚 1.0mm以下 |
| 保健指導判定値 | 1.1mm 以上 |
| 受診勧奨判定値 | プラークあり 以上 |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
厚いとときに考えられること
壁が厚い、またはプラークがある状態は動脈硬化が進んでいることを示します。脳梗塞・心筋梗塞のリスクの目安になります。
薄いとき
薄いのが望ましい状態です。
次にすること
血圧・脂質・血糖・喫煙のうち該当するものを減らすことが対策になります。プラークが大きく血流を妨げている場合は治療の対象です。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

