健診で総蛋白の値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
総蛋白とは
血液中のたんぱく質の総量です。大半はアルブミンとグロブリンで、肝臓での合成と体外への喪失のバランスを映します。
基準値と判定の目安
| 区分 | 総蛋白(g/dL) |
|---|---|
| 基準範囲 | 6.5〜7.9 |
| 保健指導判定値 | 8.0 以上 |
| 受診勧奨判定値 | — |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
高いときに考えられること
脱水で見かけ上高くなります。慢性の炎症や一部の血液疾患でグロブリンが増えても上がります。
低いとき
肝臓での合成が落ちているか、腎臓や腸から漏れ出ているか、栄養が足りていない状態を示します。
次にすること
アルブミンと一緒に見ます。総蛋白が低くアルブミンも低ければ、肝臓・腎臓・栄養のどれかを調べます。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

