健康診断・人間ドック・家族健診の施設探し

TSHが高いと言われたら

健診を知って、受診にそなえる。

健康診断の結果票の検査値を確認する手元

健診でTSHの値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。

TSHとは

脳から甲状腺に「ホルモンを出せ」と指示するホルモンです。甲状腺の働きが落ちると、指示を強めるため数値が上がります。

基準値と判定の目安

区分 TSH(μIU/mL)
基準範囲 0.5〜5.0
保健指導判定値 5.1 以上
受診勧奨判定値 10.0 以上

保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。

高いときに考えられること

甲状腺機能の低下を示します。だるさ・むくみ・寒がり・体重増加・便秘が出ますが、加齢の症状と区別がつきにくく見逃されやすい病気です。

低いとき

甲状腺機能の亢進(バセドウ病など)を示します。動悸・汗・体重減少・手のふるえが出ます。

次にすること

FT4と合わせて判断します。健診で偶然見つかることが多く、治療で改善する病気なので放置しないでください。

この記事の出典

厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」

数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。