健診で尿素窒素の値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
尿素窒素とは
たんぱく質が分解されてできる老廃物で、腎臓から尿に捨てられます。
基準値と判定の目安
| 区分 | 尿素窒素(mg/dL) |
|---|---|
| 基準範囲 | 8〜20 |
| 保健指導判定値 | 21 以上 |
| 受診勧奨判定値 | 25 以上 |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
高いときに考えられること
腎機能の低下で上がりますが、脱水・高たんぱく食・消化管出血でも上がります。クレアチニンより食事や体調の影響を受けやすい項目です。
低いとき
低たんぱく食、肝臓の合成能力の低下で下がります。
次にすること
クレアチニンとeGFRを合わせて見ます。BUNだけが高い場合は、脱水を疑って水分摂取を確認します。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

