健診でカルシウムの値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
カルシウムとは
骨の材料であり、筋肉の収縮や神経の伝達にも関わる電解質です。
基準値と判定の目安
| 区分 | カルシウム(mg/dL) |
|---|---|
| 基準範囲 | 8.8〜10.1 |
| 保健指導判定値 | 10.2 以上 |
| 受診勧奨判定値 | 11.0 以上 |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
高いときに考えられること
副甲状腺の働きすぎ、悪性腫瘍、ビタミンDの過剰摂取で上がります。のどの渇き・便秘・だるさが出ます。
低いとき
ビタミンD不足、腎不全、副甲状腺の機能低下で下がります。手足のしびれやけいれんが起きることがあります。
次にすること
アルブミンが低いと見かけ上低く出るため、補正して判断します。高値が続く場合は副甲状腺を調べます。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

