健診でコリンエステラーゼの値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
コリンエステラーゼとは
肝臓で作られる酵素です。肝臓の合成能力を反映します。
基準値と判定の目安
| 区分 | コリンエステラーゼ(U/L) |
|---|---|
| 基準範囲 | 男性 240〜486 / 女性 201〜421 |
| 保健指導判定値 | 487 以上 |
| 受診勧奨判定値 | — |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
高いときに考えられること
脂肪肝・肥満・糖尿病で高くなります。栄養過多の指標として使われます。
低いとき
肝硬変など肝臓の合成能力が落ちた状態、低栄養、有機リン系の農薬中毒で下がります。
次にすること
高い場合は脂肪肝を疑って腹部超音波を、低い場合はアルブミンと合わせて肝臓の状態を確認します。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

