健診で総ビリルビンの値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
総ビリルビンとは
古くなった赤血球が壊れてできる色素です。肝臓で処理されて胆汁に排泄されます。
基準値と判定の目安
| 区分 | 総ビリルビン(mg/dL) |
|---|---|
| 基準範囲 | 0.4〜1.5 |
| 保健指導判定値 | 1.6 以上 |
| 受診勧奨判定値 | 2.0 以上 |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
高いときに考えられること
体質性のもの(ジルベール症候群)が最も多く、疲れや絶食で一時的に上がります。肝臓や胆道の病気、赤血球が壊れる病気でも上がります。2〜3を超えると白目が黄色くなります。
低いとき
低い場合に問題となることはほとんどありません。
次にすること
肝機能の他の項目が正常で、ビリルビンだけが軽く高い状態が続くなら体質のことが多く、治療は要りません。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

