見つけたい病変と、体への負担のどちらを重視するかで変わります。胃カメラは粘膜を直接見るため小さな病変も見つけやすく、その場で組織を採れます。バリウムは短時間で終わり費用も抑えられますが、疑わしい影が見つかれば結局は胃カメラを受けることになります。
それぞれの特徴
胃カメラ(上部消化管内視鏡)は口または鼻からカメラを入れ、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察します。バリウム(上部消化管X線)はバリウムを飲んで胃の形と粘膜の凹凸を影として撮影します。
自治体のがん検診では
国の指針では、50歳以上に対して胃内視鏡検査または胃部X線検査を2年に1回とされています(胃部X線は当分の間、40歳以上に年1回も可)。どちらを実施するかは自治体によって異なります。
負担の違い
胃カメラはえずきや喉の違和感があります。鎮静剤を使えば楽になりますが、当日は車の運転ができません。バリウムは飲むこと自体の負担と、検査後の排出が課題になります。
選び方
ピロリ菌の感染歴がある、家族に胃がんの人がいる、症状があるという場合は胃カメラが向いています。迷うときは、どちらも実施している施設で相談するのが確実です。
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この記事について
手順や注意事項は健診機関によって異なります。受診票の案内と、受診する施設の指示を優先してください。

