健診で1秒率の値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
1秒率とは
思い切り息を吐いたとき、最初の1秒で吐き出せる割合です。気道の通りやすさを見ます。
基準値と判定の目安
| 区分 | 1秒率(%) |
|---|---|
| 基準範囲 | 70以上 |
| 保健指導判定値 | 69 以下 |
| 受診勧奨判定値 | — |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
低いときに考えられること
70%未満は閉塞性換気障害で、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や喘息が疑われます。COPDの最大の原因は喫煙です。
高いとき
高いこと自体は問題になりません。
次にすること
喫煙歴と、坂道や階段での息切れの有無を確認します。COPDは進行を止められますが、失われた肺機能は戻りません。禁煙が唯一の対策です。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

