健診でPSAの値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
PSAとは
前立腺から出るたんぱく質です。前立腺がんの検査として広く使われています。
基準値と判定の目安
| 区分 | PSA(ng/mL) |
|---|---|
| 基準範囲 | 4.0以下 |
| 保健指導判定値 | 4.1 以上 |
| 受診勧奨判定値 | 10.0 以上 |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
高いときに考えられること
前立腺肥大症・前立腺炎・射精・自転車・直腸診の後でも上がります。4〜10は「グレーゾーン」と呼ばれ、がんが見つかる割合は3割程度です。
低いとき
低いのが通常です。
次にすること
高値なら泌尿器科で、直腸診・超音波・MRIを経て必要なら生検を行います。進行の遅いがんまで見つけて過剰な治療につながるという指摘もあり、受けるかどうかは利益と不利益を理解したうえで判断する検査です。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

