健診でABI(足関節上腕血圧比)の値が基準を超えていたときに、その数値が何を意味していて、次に何をすればよいかをまとめました。
ABI(足関節上腕血圧比)とは
足首と腕の血圧を比べます。足の動脈が詰まっていないかを調べる検査です。
基準値と判定の目安
| 区分 | ABI(足関節上腕血圧比) |
|---|---|
| 基準範囲 | 1.00〜1.40 |
| 保健指導判定値 | 0.99 以下 |
| 受診勧奨判定値 | 0.90 以下 |
保健指導判定値・受診勧奨判定値は厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』
にもとづく値です。判定の基準は健診の種類や施設によって異なる場合があります。
低いときに考えられること
0.90以下は下肢閉塞性動脈硬化症が疑われます。歩くとふくらはぎが痛くなり、休むと治まる症状(間欠性跛行)が特徴です。
高いとき
1.40を超える場合は、動脈が石灰化して硬くなっている可能性があります。
次にすること
糖尿病・喫煙・透析中の方はリスクが高くなります。足の冷えや傷の治りにくさがあれば血管外科・循環器内科へ。
この記事の出典
厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム』/日本人間ドック学会「判定区分」
数値の意味は年齢・性別・持病・服薬によって変わります。気になる点は健診を受けた施設か、かかりつけの医療機関にご相談ください。

